旧関西鉄道貨車、修復作業

昨年9月20日に、関東鉄道竜ヶ崎線竜ヶ崎車庫から、貨物鉄道博物館へ搬送した、旧関西鉄道鉄製有蓋車ですか、今年11月4日の貨物鉄道博物館15周年イベントでの披露に向けて修復作業を進めています!

殆どが溶接を伴うため、私の仕事仲間のbambinoさんに作業を進めて頂きます。

まずは、関東鉄道時代に詰所・倉庫として使用されていた際に空けられた、側面・妻面2箇所の通気窓と屋根の煙突穴を埋めます。

■側面・妻面に残る通気窓(2017.9.20関東鉄道竜ヶ崎車庫)
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■屋根に残る煙突穴(2017.9.21貨物鉄道博物館)
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■5月29日
まず、側面窓扉の丁番を切り取り外します。 
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続いて、埋板を行うため、周囲を少しカットします。
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1900(明治33)年製の貨車ということで、当然ながら鋼板も国産では無いのですが、厚3.2mmの鋼板断面は120年近く経っても、大変綺麗なものでした!
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妻面も同様に窓扉を切り取ります。
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そして、屋根端部の錆穴ですが、こちらも錆びている部分を切り取ります。
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切り取った部分を正確に採寸し、同厚の鋼板を作って来てもらいます。

■6月1日
裁断した鋼板を切り抜いた窓開口部へ仮溶接します。
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そして、全周溶接します。
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厚盛りしている溶接部分をサンダーで平滑に削っていきます。
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仕上げ完了です。
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屋根煙突穴も同様に作業を進めます。
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続いて、屋根端部の錆穴部も同様に進めます。
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最外周部は溶接しろが無く電気溶接が不可能なため、真鍮による蝋付溶接を行いました。
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溶接完了です。 
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小さな錆穴も蝋付溶接で埋めています。
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屋根端部は錆で鋼板が薄くなっているため、サンダー切削は行わず、このまま塗装します。

■6月3日開館日
ボランティアスタッフの皆さんで、錆止め塗装作業を進めました。
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■7月21日
溶接作業と同じく、bambinoさんでブレーキ部手摺を製作頂き、取り付けました。

鹿島参宮鉄道時代の写真から割り出し製作しましたが、2本で微妙に曲げ角度など形状が異なっているため作り分けています。
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既存孔にW5/8ボルトで取り付けました。
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この状態で、8月5日(日)開館日に展示作業として、錆止め塗装します!
錆止めが早く終われば、黒塗装まで進めたいと思います。

塗装作業をお手伝い頂ける方、汚れても良い服装でぜひご参加ください!
開館日、受付カウンターでスタッフにお申し付けください。

※ 酷暑作業となりますので、水分補給など熱中症にご注意ください。

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